なぜ、どんぶり勘定でもやっていけるのか?

昨日、実家のお肉屋さんの財務分析をしてきました!

いつもの親子関係とは違う立場なので照れくさいですが、財務のプロとしてしっかり対応してきました。

税理士なしで確定申告までをすべて1人でこなす母に、何か悩みがあった訳ではなかったのですが、

  • モニターとしての分析
  • 私が娘として知っておきたかった

この理由で分析をしました。

財務分析の結果

財務分析をした結果は以下のとおりでした。

  • 財務状況   ◎
  • 銀行評価   ◎
    (11個の指標で評価)
  • 貯蓄率28%    ◎
    (事業と家計の貯蓄率)
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自分で分析しておいてなんですが、ホっとしました!

こんなにいい財務状態だから、さぞかし、

  • 原価管理
  • 経費管理
  • 損益分岐点

などを徹底しているのかな、と母に聞いてみると「なにそれ?」という感じで、損益分岐点(そんえきぶんきてん)という言葉すら知りませんでした。

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「でも、目先の支払いはきちっと払えるようにやりくりしとるよ!」と自慢げでしたが(笑)

どんぶり勘定でも財務状態が良かった理由

「よくそれでやっていけるな~」と心の中で感心していたら、よくよく聞くと、夫婦で役割が違っていました。

夫婦での役割分担
  • 仕入先、販売先との交渉 → 父
    (原価管理・損益分岐点)
  • 経費管理・資金繰り → 母

この明確な役割分担のおかげで、以下を実現していました。

損益分岐点売上高を把握し、長年の経験から算出

貯まる仕組み固定費が増えない仕組みを自動化

よって、目先だけのどんぶり勘定でも、

  • 毎年貯金が増える
  • 売上減少にも耐えられる

こんな状態でした。

なぜ、どんぶり勘定でもやっていけるのか?まとめ

今回の分析を通して、お互いに何となくやってきたことを、1枚のシートに見える化することで、はじめて夫婦で共有できたそうです。

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父が「損益分岐点を知っている」ことすら母は初めて聞いたらしいです……!

私の両親は、

長年の経験や感覚で判断する
「これで大丈夫かな~?」

    ↓

数字で明確に判断できる
「これで大丈夫!」

に変わり、「すっごく安心できた!よしっ!このまま頑張ろう」と、前向きに進むキッカケになってくれました。

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私のモットーは「未来の不安を解消し、”今”を楽しむ人生を提供すること」なので、私まで嬉しくなりました!